| 生活習慣病とメタボリック:目次 |
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生活習慣病とメタボリック
メタボリックドミノとは、メタボリックシンドロームにより、高血圧、肥満、高脂血症、高血糖という、4大疾病を起こすことをいいます。
ドミノ倒しというゲームがありますが、これに由来して、生活習慣の乱れから健康に関するドミノが倒れてしまい、最終的に重病に至り、最悪は死にいたることをメタボリックドミノと呼んでいます。
メタボリックドミノは、食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足や寝不足、ストレスなどの生活習慣の乱れが、きっかけになります。その後、次々とドミノが倒れていくように、あっという間に高血糖、高血圧、高脂血症といった生活習慣病を招いていきます。
はじめは、軽度の病気が複数重なりあい、その後、年月の経過により虚血性心疾患、脳血管障害、閉塞性動脈硬化症など重大な病気を引き起こしていきます。
メタボリックドミノは、最終的に、心不全、認知症、脳卒中、下肢切断、失明、透析などの重い病気にかかるリスクが高く、その後、死に至るケースもあります。
メタボリックドミノの一番のきっかけは、肥満です。肥満予防には、生活習慣を改善することです。
生活習慣病とメタボリック
動脈硬化は、メタボリックシンドロームになると、進行していきます。原因は、内臓脂肪が蓄積されることで、中性脂肪が増え、血液の流れが悪くなるためで、メタボリックシンドロームでも、もっとも危険性の高いのが、動脈硬化です。
動脈硬化が進行すると、心臓の筋肉に酸素と栄養を送る冠動脈の血管が狭くなり、血液の流れが悪くなります。
動脈硬化が悪化すると、次の症状を起こすことがあります。
狭心症・・・動脈硬化により、一時的に心臓に血液が送られない状態になる。
心筋梗塞・・・血管に血の塊が詰まって(血栓)、血液の流れが止められ、心臓に酸素と栄養が行かなくなる
脳梗塞・・・動脈硬化によって、脳の血管に血栓ができ、血液が脳細胞に流れなくなる。脳梗塞を起こすと運動障害や言語障害を引き起こす原因になります。
生活習慣病とメタボリック
腎障害は、肥満そのものが腎障害の原因になるものとメタボリックによる合併症(高血圧、高血糖、高脂血症など)の代謝異常に伴うものの2つがあります。
メタボリックシンドロームでは、インスリン抵抗性(空腹時血糖値の上昇)、高血圧などの代謝異常を起こし、それに伴い、二次的な腎障害として、糖尿病性腎症、腎硬化症が引き起こされる場合があります。
生活習慣病とメタボリック
糖尿病はすい臓で生成されるインスリンの不足やインスリン作用が妨げられることで、血液中のブドウ糖量が異常に増加するものです。
糖尿病には、1型、2型があり、
「1型糖尿病」は、すい臓からインスリンが分泌されなくなることでおきるもの。 「2型糖尿病」は、遺伝的要素や生活習慣的な要素によるものです。
メタボリックシンドロームの原因となる内臓脂肪と関連性が高いのは2型糖尿病で、現状、日本国内の糖尿病患者は、増加傾向にあります。
内臓脂肪が増え、いくつもの要因が重なって糖の代謝が悪くなり、血糖値が急上昇することで、メタボリックシンドロームを招くことになりますので、日頃からメタボリックシンドロームの予防策をとることが非常に重要です。
生活習慣病とメタボリック
高血糖は、血液中の糖が増えすぎた状態であり、数値が一定レベルを超えると、糖尿病になります。
メタボリックの診断基準では高血糖は、空腹時の血糖値が110mg/dl以上とされています。
高血糖、糖尿病は、食べすぎ、飲みすぎ、運動不足といった、生活習慣が原因で、引き起こされるケースが多いのです。遺伝によるものだけではないのです。
生活習慣病とメタボリック
高脂血症とは、脂肪が血液の中で多くなる状態です。高脂血症になると、動脈の内側の壁面にコレステロールなどの成分が付着することによって、動脈硬化を引き起こし、やがて血管内腔が閉塞し、心筋梗塞、脳梗塞をまねくことにあります。
高脂血症は、主に遺伝と生活習慣が原因とされています。メタボリックシンドロームと密接な関係があり、内臓脂肪が増えることで、コレステロールが増えるのです。
メタボリックの診断基準で、高脂血症は、中性脂肪が多い「高中性脂肪血症」と
善玉のHDLコレステロールが少ない「低HDLコレステロール血症」とされています。中性脂肪が多く、善玉コレステロールが少ないと、動脈硬化が進行し、メタボリックシンドロームの危険性が増すということなんです。
高脂血症の予防には、摂取カロリーのコントロール、運動の習慣をつけるなど、生活習慣の改善が必要になります。
食べ物では、食物繊維の豊富な食べ物を食べること。脂肪を取り過ぎないこと。運動面では、日常生活の中での、適度な運動をすること。また、禁煙することです。
生活習慣の改善でも、効果が見られない場合は、薬物療法も視野に入れることが必要です。薬物療法は、専門医師の指示のもと行うようにしましょう。
